磁気結合型SFQ回路の信号伝搬特性
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概要
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我々は、rf-SQUIDを用いた非ラッチ磁気結合型SFQ回路を提案してきた。しかし、AND回路などの論理回路において低マージンとなってしまうことが問題であった。そこで、本研究ではその伝送線路上の信号伝搬特性について、非ヒステリシスモードにおける局所線形解析、ヒステリシスモードにおけるエネルギーの解析を行った。その結果、両モードにおいて信号のゲインは得られなく、伝送線路を伝搬する信号は減衰することがわかった。この解析結果を踏まえ、新しい論理回路を提案することが今後の課題である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-28
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