電波暗室用マイクロ波帯ミリ波帯対応広帯域電波吸収体の検討
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概要
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レーダーおよび無線LAN等通信分野において従来のマイクロ波帯に加えミリ波の利用拡大が考えられており、マイクロ波帯ミリ波帯で高精度の計測を目的とした電波環境が必要とされている。本研究ではマイクロ波〜ミリ波において高性能な電波暗室を得ることを目的として、広帯域な周波数範囲において高性能な電波吸収体の設計を行った。電波暗室壁面への入射電波は垂直入射と斜入射の場合が考えられ、各々に適した2種類の電波吸収体の最適化を検討した。電波吸収体としてポリエチレン中にカーボン粉末を練り込み発泡させた材料を用い、電波暗室の有効空間を十分確保するために垂直入射面用は全高を30cm、斜入射面用は全高50cmとした。対象周波数は2GHz〜100GHzとした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
渡辺 秀明
防衛庁
-
市原 謙一
TDK株式会社
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中沢 利之
防衛庁第2研究所
-
田中 隆
Tdk
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渡辺 秀明
防衛庁第2研究所
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田中 隆
TDK電波事業部
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市原 謙一
TDK電波事業部
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橋本 康雄
TDK電波事業部
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