要求条件の変化にロバストなOSSのフロースルー化

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
OSSをお客さまにオペレーションサービスを提供する基盤としてとらえると、お客さま要望の多様化、複雑化に追従しOSSも変化する必要がある.この変化に即応し、低コストで対応するためには個々のOSS及びそれらが相互接続されたOSS群が要求条件の変化にロバストである必要がある。本稿では, 従来のOSSのフロースルー化に最も多く適用されているシステム間でデータを重複して保持する方式の問題点を明らかにし, それらの問題を解決する一案としてシステム間でデータを共有する方式に着目する.また, この方式をデータ共有におけるインターフェースの階層で分類し, その定性的評価を行なう.また, 各階層のインターフェースがOSSへの要求条件の変化の影響をどの程度受けるのか, 我々のOSS開発経験を基に分析し定性評価の妥当性を検証する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-11-15

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク