大規模ATM網におけるMPOAを用いたQoS保証VPN方式

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本稿では、MPOA VPN (Multi-Protocol Over ATM for Virtual Private Network)をベースとして、大規模ATM網において低コストで運用可能であり、かつ帯域保証可能なVPN方式の提案を行なう。従来、品質保証が可能な専用線接続か低コスト運用が可能なインターネットVPNかいずれかの選択のみしか実現されていないため、この両方の利点を有したVPNアーキテクチャが必要とされていた。提案するVPN方式では、IPトンネリング手法を用いて、VPNのルーティング制御情報をユーザLANを直接収容するMPOAサーバのみに局所化することで、ネットワーク制御負荷を低減し、また、トラフィックの特性に応じて動的に品質保証経路を生成し、この経路と帯域共用経路を選択可能とすることで、品質保証に対するコスト軽減を実現することが可能になる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-19

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク