CDNにおける複製コンテンツの粒度を考慮した動的ミラーリング方式

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概要

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本稿ではCDNにおけるコンテンツの動的なミラーリング方式について述べる。従来方式は、複製コンテンツの粒度としては、サーバ単位、オブジェクト単位のいずれかであり、それぞれ効率性またはスケーラビリティの面で問題があった。提案方式では、オリジンサーバ内のオブジェクトを少数のグループに集約し、グループ単位でミラーリングを行う。グループの作成方法として、予め静的に作成する方式と、ミラーリング時に動的に作成する方式の性能を評価する。後者は、オブジェクト単位でミラーリングした場合とほぼ同じ最適な性能を示し、前者の方式でも、従来の全オブジェクトをミラーリングする方式と比べてはるかに高い性能を示すことを明らかにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-06-13

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