反射変調器を用いたPDトランシーバ方式の検討
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概要
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PDトランシーバ方式は、ユーザ装置の光素子が1素子のみで送受信を行う双方向通信方式である。加入者網の全光化の実現に向けて商用化を目指した開発が進められているパッシブダブルスター網構成に本方式を適用する場合に、ユーザ装置に要求される消光比条件について明らかにした。本方式を実現するための光素子として面型反射変調素子と導波路型反射変調素子を取り上げ比較検討を行った。この結果、より消光比の大きな導波路型反射変調器では約1kmで8分岐のPDSに適用が可能であり、消光比をさらに5dB改善すれば2km で16分岐を実現できることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-15
著者
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