実測トラヒックデータに基づくATMネットワーク中継容量設計方法の一検討
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概要
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ATMの利用法の一つにインターネットに代表される高速コンピュータネットフークのバックボーンへの適用が挙げられる.高速コンピュータ通信のトラヒック特性は一般に高いバースト性を有することから,ATMバックボーンの構築に際しては,統計多重効果を見越し適切な中継伝送容量を設定することが重要となる.さらに実際のネットワーク設計では将来的なトラヒックの増加を推定した上でのエンジニアリングが必要となるが,このためのトラヒックパラメータ推定法はまだ確立されていない.そこで本稿では,ATM網設計と網品質予測を可能にすることを狙い,実測データを用いたトラヒックのモデル化をバースト性まで考慮した上で行うとともにトラヒックが増加した場合のトラヒックパラメータ推定法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-12
著者
-
三宅 功
NTTネットワークサービスシステム研究所
-
鎌土 友紀
NTTネットワークサービスシステム研究所
-
土屋 利明
Nttマルチメディアネットワーク研究所
-
土屋 利明
Nttマルチメディアネットフーク研究所
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