マルチプロセス環境における通信プロセススケジューリング方式

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概要

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ネットワークの高速化が実現されるなか、画像通信や音声通信などの通信アプリケーションもリアルタイム性を含め、高速、高品質を要求する。この様な状況において、通信処理の分野からはプロトコルの開発、情報処理の分野ではCPU資源の予約などの研究もさかんである。本報告においては通信処理の分野と情報処理の分野の統括したアプローチにより、アプリケーションに対する高速、高品質を提供しようとするものである。その方式として常に変動する通信アプリケーションの処理量を、送受信データ量を監視する事により予測し、ダイナミックなプロセススケジューリングを行なう。本方式をシミュレーションプログラムにより実験を行ない、その有効性の評価を行なった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-24

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