移動機の存在確率を考慮した位置登録・一斉呼び出し方式の検討
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概要
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移動体通信システムにおいて、位置登録範囲に対して一斉呼び出し範囲を狭めることができる位置登録・一斉呼び出し方式について提案し、位置登録範囲に対する呼び出し範囲の面積及び位置登録トラヒックを計算機シミュレーションにより評価する。本方式は、呼び出しゾーンごとの移動機の存在確率を考慮して呼び出し順位を決め、順位の高い呼び出しゾーンから順に一斉呼び出しを行うものであり、平均的に呼び出し面積を小さくすることができる。計算機シミュレーションの結果、1辺が10kmの呼び出しゾーンに対し9ゾーンで位置登録範囲を構成する場合、位置登録範囲に対して呼び出し範囲の面積が約60%削減されることが示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-27
著者
-
宮本 良一
沖電気工業移動通信開発センタ
-
井上 洋
沖電気工業(株)関西総合研究所
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井上 洋
沖電気工業(株) 研究開発本部 関西総合研究所
-
鈴木 幸彦
沖電気工業株式会社 光エレクトロニクス研究所
-
井上 洋
沖電気工業 関西総研
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井上 洋
沖電気工業(株) 関西総合研究所
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鈴木 幸彦
沖電気工業 関西総研
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宮本 良一
沖電気工業
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