コンピュータによる顔の認識の研究動向
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概要
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人間のコミュニケーションにおいて重要な役割を演じている「顔」に関する視覚情報を, コンピュータによって認識・生成しようとする研究の一環として, 最近特に活発化してきている顔の個人識別という課題を取り上げる. 最近の研究の主要なアプローチを, 入力画像からの顔の抽出, 個人識別のための正面顔の表現, 顔の姿勢変化による見え方の変化を許容する方向への拡張, 人間の主観的判断との整合性のある顔の認識を目指す試み, などの観点から, 米国における顔認識アルゴリズムのコンテストの話題を含めて概観する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-25
著者
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