立体画像観視後の融像幅の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
立体画像観視における疲労や視覚負担の問題を想定して、1時間の画像観視による視機能、特にAC / A比と両眼立体視の融像幅の変化について検討した。その結果、1時間の画像観視後、平面画像観視では融像幅に有意な変化は認められなかったが、立体画像観視では融像幅が減少し、休憩後にほぼ観視前の融像幅に戻った。これに対してAC / A比には有意な変化は認められなかった。また、裸眼立体視ができる被験者群とできない被験者群とでは、1時間の画像観視に関わらず裸眼立体視ができる被験者群の方が融像幅が広いことが確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-03
著者
関連論文
- スーパーハイビジョンの概要(セッション3:特別講演,高品質な映像制作のためのCG,CG教育,CG一般)
- J-015 広視野映像システムに必要なフレーム周波数の検討 : 横方向動体視力の視角依存性(J分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- 広視野動画像によって生じる動揺病的感覚の自律神経系指標による評価
- 10-4 視聴率の変化を基準とした階層化サービスの主観評価実験
- BSデジタル方式における低階層サービスの主観評価
- 広視野静止画像が姿勢制御に及ぼす影響の画角依存性
- 視覚情報による身体動揺 : 臨場感の計測
- 広視野視覚刺激と聴覚刺激の同期提示による重心動揺への誘導効果
- 広視野視覚刺激と聴覚刺激の同時提示による重心動揺への誘導効果
- 姿勢制御から知る広視野画像の視覚効果