磁気プローブ記録の可能性(高密度磁気ストレージ材料 : 開発の現状・未来と解析技術)
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概要
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熱アシスト磁気プローブ記録により,垂直磁化を有するCoNi/Pt多層膜に対する書き込みならびに消去が実現された.MFMプローブを利用した局所加熱により,直径80ナノメートル以下の磁気ビットの形成が可能であることが示され,媒体膜厚が記録,消去特性に大きく影響を与えることが明らかとなった.熱アシスト磁気プローブ記録は,連続膜のみならずパターン媒体上への記録にも有効であるものと思われる.磁気プローブ記録では,記録,消去いずれにおいてもプローブを用いた局所加熱は必要不可欠であり,かっこれがプローブ記録の大きな利点であるものと思われる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-10-29
著者
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