フルメッシュ型多地点通信における検証可秘密分散を利用した各参加者の意思を確認する方式(オフィスアプリケーション・ネットワーキング・マネジメント及び一般)

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概要

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多地点通信では複数の参加者で形成されるコミュニティに新規に参加者が加入するイベントが発生するが、このとき、その新規参加者の参加に対する承認を決定し、承認の可否によりコネクションを制御することはセキュリティの観点で重要である。しかし、コネクションを参加者間だけで構築するフルメッシュ型では各参加者が独立してコネクションを制御するため、一元的にコネクションを完全に制御することは不可能である。このとき、各参加者が新規参加者とコネクションを構築する際に、他の参加者から承認を得ていることを確実に確認できれば少なくともセキュリティ上、安心してコネクションを構築することができる。本研究では検証可秘密分散を利用し、コミュニティから新規参加者に対し承認を与え、その新規参加者が得た承認が正しい手順で与えられたなのかどうかをコミュニティの各参加者が確実に検証できる方法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-01-13

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