ネットワーク型ゲームにおけるネットワーク遅延が利用者間の一貫性と公平性に及ぼす影響(<特集>ユビキタス時代のNWシステム・サービス,一般)

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概要

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本報告では、複数の利用者が対戦できるネットワーク型レーシングゲームを対象とし、ネットワーク遅延とその揺らぎが利用者間の状態の一貫性や公平性に及ぼす影響を調べている。一貫性や公平性を維持するために、因果順序制御としてΔ因果順序制御、予測制御としてdead-reckoning(推測航法)を扱う。そして、実験により、Δ因果順序方式、dead-reckoning方式、両制御を行う方式,及びどちらの制御も行わない方式の性能比較を行う。その結果、両制御を組み合わせて用いることによって、一貫性と公平性が良好に保たれることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-10-15

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