胸部CT像における良性小結節認識のための結節形状および血管接続位置に基づく特徴量開発(診断支援(肺))

元データ 2005-01-15 社団法人電子情報通信学会

概要

本稿では, 精査用胸部CT像における良性小結節を認識する手法を報告する.直径10mm以下の結節の多くは比較的小さな良性結節であることが多く, 様々な特徴を持つことが知られている.良性結節のうち, ある種のもの(リンパ装置過形成や肉芽種など.以下, 炎症性小結節と呼ぶ)は画像所見のみから良性であることを判断できる可能性があるとされている.そこで, 画像所見を定量化した特徴量を用いて小結節を炎症性小結節とその他(一部の良性, および悪性)へ自動分類することを試みる.今回は, 炎症性小結節の成り立ちから結節の角に静脈が接続するという特徴に注目し, 結節の形状および血管の接続位置を考慮し, 定量化を試みる.開発した特徴量を71症例に対して計算し, SVMによる分類を行った結果, 分類精度が0.81となった.従来の分類精度0.77よりも精度が向上し, これにより本特徴量が有効であると確認された.

著者

関 順彦 帝京大学医学部内科学講座腫瘍内科
森 健策 名古屋大学情報科学研究科
末永 康仁 名古屋大学情報科学研究科
北坂 孝幸 名古屋大学大学院情報科学研究科
江口 研二 東海大学医学部
鳥脇 純一郎 中京大学生命システム工学部
鳥脇 純一郎 中京大学情報科学部
平野 靖 名古屋大学情報連携基盤センター
関 順彦 東海大学医学部
末永 康仁 名古屋大学
平野 靖 名古屋大学工学部
森 健策 名古屋大学
関順 彦 東海大学医学部
森田 洋介 名古屋大学大学院情報科学研究科
鳥脇 純一郎 名古屋大学鳥脇研究室
森田 洋介 名古屋大学
平野 靖 山口大学
平野 靖 名古屋大学大学院情報科学研究科

関連論文

▼もっと見る