400W超広帯域進行波管
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概要
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レーダ送信機、衛星通信地球局、そしてEMC (Electromagnetic Compatibility)試験機用のマイクロ波管として、周波数5.8〜18GHzにおいて出力300W、周波数8〜17GHzにおいて出力400Wのウェネルト変調進行波管を開発した。開発に当たっては、広帯域な分散特性が得られるようにメタルセグメントを装荷した遅波回路の最適化を行い、広帯域な整合特性が得られる高周波入出力部を採用した。その結果、オクターブ帯域に及ぶ超広帯域、世界最高レベルの高出力を実現することに成功した。本稿では本進行波管の設計及び試作結果について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-15
著者
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高橋 雅明
Necマイクロ波管株式会社
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金本 隆
NECマイクロ波管株式会社
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高橋 雅明
日本電気株式会社マイクロ波管事業部第1技術部
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金本 隆
日本電気株式会社マイクロ波管事業部第1技術部
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上田 佳宏
日本電気株式会社マイクロ波管事業部第1技術部
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金本 隆
株式会社ネットコムセックマイクロ波管事業部
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