シリコンインターポーザー高密度実装技術
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概要
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狭ピッチ、多ピン化するFC-BGAパッケージの接続信頼性を確保するには、Siチップとプラスチック基板の間の熱膨張係数(CTE)差による応力を緩和することが必要である。その解決策として、Siでできたインターポーザーを開発した。Siインターポーザーは低抵抗Cuと低誘電率絶縁膜からなる配線と、Siチップと基板とをダイレクトにつなぐスループラグを有しており、作製プロセスにおいては新たに開発したSiの高速エッチング技術と、感光性ポリイミド/Cuダマシン配線技術を用いた。10μmピッチの微細配線の電気特性は、周波数1GHz時のロスが0.18dB/mmであり、配線遅延が8.5psec/mmであった。すなわち、Siインターポーザー技術は将来の高速・高密度実装技術にとって効果的である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-30
著者
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奥村 勝弥
株式会社 東芝 セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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田窪 知章
(株)東芝セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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奥村 勝弥
東京大学先端科学技術研究センター
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松尾 美恵
株式会社 東芝 セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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早坂 伸夫
株式会社 東芝 セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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田窪 知章
株式会社 東芝 セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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細美 栄一
株式会社 東芝 セミコンダクター社 プロセス技術推進センター
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