印刷画像に対するディジタルウォーターマークの検討

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概要

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近年, ディジタル技術の発達やコンピュータネットワークの普及に伴い、画像やオーディオなどのディジタルデータへのアクセスやそのコピーが容易に行われるようになっている。そこで, ディジタルデータの著作権保護を目的としたディジタルウォーターマークの研究が注目されている。著者らは、画像信号に対するディジタルウォーターマークの実現法として、フィルタバンクを用いた方法とウィーブレット変換係数の零ツリーを用いた方法を提案した。本稿では、これらの方法を用いて印刷画像に対するディジタルウォーターマークの検討を行う。数値実験の結果、提案手法の有効性を確認する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-06-25

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