ウェーブレットを利用した電子透かし方式の検討

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概要

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近年のディジタル技術の発達に伴い, ディジタルコンテンツのコピーが容易に行えるようになってきた.そこで, ディジタルデータの著作権保護を目的とした電子透かしの技術が注目され, 様々な手法が提案されている.本論文では, まず静止画像に対する電子透かしの1つの実現法としてウェーブレットパケットを用いた手法を提案し, その画像処理に対するロバスト性を論じる.この手法を用いると, 原画像を必要とせずに3つの鍵データだけで情報の検出が可能である.これは, 動画像に拡張する際に都合が良いシステムになっている.そこで, 本手法を動画像に適用し, その有効性を検証する.
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-01-20

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