一般情報源に対する可変長符号の最適なオーバーフロー確率とアンダーフロー確率
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概要
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可変長符号において, 一情報源記号当たりの符号語長がある閾値を越える確率および下回る確率をそれぞれオーバーフロー確率, アンダーフロー確率という. 本稿では, オーバーフロー確率の減少指数をγとした時に達成可能な閾値の下限と, 固定長符号において誤り確率の減少指数をγとした時に達成可能な符号化レートの下限とが, 情報源に何の仮定も必要とせずに常に一致することを示す. アンダーフロー確率の場合にも同様の関係を示す. これらの結果から, 韓によって既に得られている固定長符号の誤り確率に関する様々な定理や結果が, そのまま可変長符号のオーバーフロー確率やアンダーフロー確率の解析に適用できる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-11
著者
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