Non-proper可変長-固定長算術符号化

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概要

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可変長-固定長(VF:Variable-to-Fixed length)算術符号は、入力系列をシンボル生起確率によって可変長の部分系列に分割し、各々の部分系列を固定長の符号語として出力する。我々はproperでないVF算術符号を提案する。それは符号語の集合が小さくなる時に、シンボル生起確率に比例して符号語の集合を分割する方式である。新しく設定されるアルファベットの集合に対してproperである条件を満たすように符号語の集合を分割することによって、properでない部分系列を生成する。また、提案方式の拡張として、誤り制御能力を保ったままマルコフ情報源に応用可能な符号化法を提案する。最後に、提案方式の性能を、圧縮率と処理時間の観点から、他のVF算術符号と比較する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-05-22

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