光Dual Busネットワークにおける呼び損と音声パケットのロスに公平性を持つ総合サービスプロトコル
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概要
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総合サービスネットワークは次世代のネットワークと位置付けられている。如何に異なるトラヒックを統合し、それぞれのサービス要求に対してよい品質のサービスを提供するかは総合サービスネットワークにおいて重要な課題である。本論文では、光Dual Busネットワークにおいて、音声サービスとデータサービスを統合する一つのプロトコルを提案した。本プロトコルは呼び制御、音声パケット送信とデータパケット送信の三つの部分からなる。特徴としては、本プロトコルは、呼び損と音声パケットのロスにおいて公平性を持つ。つまり、すべてのユーザに同様な損失率を与える。本プロトコルの呼び損についてオン-オフモデルを用いて求めた。また、データ伝送用にDQDB (Distributed Queue Dual Bus)プロトコルを用いた場合、データパケットの遅延時間について検討し、シミュレーションを行なった。現在のプロトコルでは、音声トラヒックが使用できるチャネルの上限は固定であるが、今後、ダイナミックに調整できるプロトコルを検討する予定である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-17
著者
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