Hopfieldモデルの安定点における活動電位の分布
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概要
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本研究は,Hopfieldモデルの安定点における統計特性を解明し,モデルの収束性を改善することが目的である。Hopfieldモデルは相関学習法を用いた相互結合型ニューラルネットワークの一つの代表的なモデルである。このモデルに多数の安定点が存在している。それらの安定点には学習パターンではない偽安定点と学習パターンである非偽安定点がある。本論文は、ニューロンの活動電位によりモデルの安定点における統計特性を説明して、統計神経動力学を用いてニューロンの活動電位の分布を求める。この活動電位の分布は偽安定点と非偽安定点におけるHopfieldモデルの統計特性が違うことを示した。さらに、コンピュータシミュレーションにより、理論解析の結果を確認する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-09
著者
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