マルチシンボルチャープ変換を用いたグループ復調器の検討 : 移動体衛星通信システムへの適用

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本論文では,マルチシンボルチャープ変換を用いた2並列回路構成のグループ復調器を提案し,また,消費電力の評価を行っている.提案するグループ復調器はハードウェアでの実現に適しており帯域制限された信号やビット非同期信号を十分小さい劣化で復調可能である.計算機シミュレーションの結果,提案するグループ復調器(6シンボルチャープ変換)は,移動体衛星通信システムに適用した場合においても総合BER特性の劣化が0.5dB(BER=10^<-3>点)と十分小さいことを示した.また,消費電力は,扱うキャリァ数が多い時に従来の復調器よりも小さいことを示した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-10-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク