通信品質劣化率を考慮したCDMA容量設計法
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概要
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次世代移動通信システムの無線アクセス方式としてCDMA(Code Division Multiple Access)が注目されている.CDMA方式のシステム容量は干渉の総量によって決まる.CDMA方式の呼受付方式には,各ユーザの通信品質を保証した上で,一定の呼損率を満足することが要求される.本報告では,トラヒック理論の立場から,CDMA移動通信の上りリンクにおける通信品質劣化率を求め,通信品質劣化率と呼損率の両方を考慮した容量設計の手順を述べる.呼受付判断の方法は,基地局あたりの最大同時接続ユーザ数を予め定め,これを超える呼接続を呼損とする方法を前提とした.さらに,理論計算結果を計算機シミュレーション結果と比較し,本設計法の妥当性を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-20
著者
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