高等教育における視覚障害学生、聴覚障害学生に対する教育の視点の転換

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概要

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わが国においてもようやく、免許制度における身体障害による欠格事由を廃止する方向で検討されている。医師、看護婦、薬剤師等、2002年には法律を整備しようと準備が進められている。このことは、障害のある学生の高等教育への進学意欲を高めるでろう。また、従来、障害のある学生を受け入れた経験のない大学、学部に、障害のある学生が入学してくることになる。この機会に、視覚障害あるいは、聴覚障害のある学生に対する、より成果を期待することのできる教育方法とは何かを問いかけてみたい。情報受容障害のある学生は、基本的に教官からの発信に対応するよりも、自らの発信により求める方が勉学しやすいであろう。教官サイドから発する教育から、学生サイドから発し、教官がサポートする教育方法を主とする転換が図れないであろうか。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-01-20

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