総合ギャップを有する対称3分岐光電力分配器

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概要

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新しい構造の光電力3等分配器を提案する。我々が提案する分配器の特徴は、ギャップを介した構造で分岐後の中央の導波路へ電力を供給し、左右の導波路へは位相減速器を使った構造で電力を供給することである。また、本素子は2種類の屈折率からなっており、2種類の屈折率しか使わないフォーク形3分岐の中では最も低損失である。従来の分岐導波路に関する研究ではほとんどの場合、一組の構造パラメータに対してしか検討されていない。それに対して、本稿では異なる構造パラメータをもつ3種類の導波路に対して数値シミュレーションを行い、比屈折率差と導波路幅による特性の差も明らかにする。更に、製造時に鋭角部分が鈍って形成されることを想定し、それに対する特性の依存性についてもシミュレーションに基づいて検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-07-23

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