L帯移動体通信衛星中継器用高出力固体化電力増幅器
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概要
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移動体通信衛星の軽量化を図るには送信用電力増幅器の高効率化が有効である。またマルチキャリア増幅を考慮すると相互変調歪を抑え低歪化することも重要である。このため、増幅器の負荷回路として基本波に加え高調波成分をも有効利用する高調波制御技術を適用し、線形増幅器の高効率化を行った。本稿は、L帯でSi-MOSFETを用いた高出力固体化電力増幅器の回路設計と試作結果について述べる。最終特性は、周波数1.55GHzで飽和出力130W、電力付加効率37%、2波入力時の3次相互変調歪-23dBc(出力バックオフ3dB点)であり、高出力時の高効率と低歪を実現した。
- 1993-12-13
著者
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関根 健治
日立製作所・中央研究所
-
小林 明彦
Scr
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大西 正己
株式会社日立製作所中央研究所
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関根 健治
日立製作所
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大西 正己
日立製作所中央研究所
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大西 正己
日立 中研
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岡本 照喜
SCR
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船木 治彦
日立製作所
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矢ノ倉 栄治
日立製作所
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