分布定数型超伝導フィルタの最適形状の検討
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概要
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超伝導フィルタは、低挿入損失、シャープカット特性等の優れた特性を有し、移動体通信の基地局用フィルタとして注目されている。現在検討されている超伝導フィルタは、分布定数フィルタ、例えばヘアピン、櫛形、平行結合形等が多い。しかしながら、現在ではまだ広い面積の高品質な酸化物超伝導薄膜を形成することがきわめて難しい。従って、同じ性能であれば面積の小さいフィルタを作製する方が有利ある。我々は、ヘアピン、櫛形フィルタの最適形状と、縮小化を検討している。2つのタイプのフィルタでは櫛形フィルタの方が縮小化に有利であることが明らかとなった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-23
著者
-
岡井 大祐
姫路工業大学工学部
-
岡井 大祐
山形大学 工学部 電子情報工学科
-
楠 正暢
山形大学 工学部 電子情報工学科
-
大嶋 重利
山形大学 工学部 電子情報工学科
-
冨山 岳郁
山形大学 工学部 電子情報工学科
-
冨山 岳郁
山形大学工学部 工学部
-
大嶋 重利
山形大学 大学院理工学研究科
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