概念ベースの情報検索への適用 : 概念ベースを用いた検索の特性評価
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概要
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文書の類似検索では、文書における単語の出現頻度など統計情報を利用し、検索要求と文書の類似性を判断するのが一般的である。本稿では辞書の語義文や文書群の単語の共起を元に自動作成した概念ベース(辞書ベース、コーパスベース)を利用した方法、および、従来手法(tf・idf方式)の類似判別能力を調べた。tf・idf方式は検索要求中の単語が文書に含まれる場合は有効であるが、そうでない場合は無力であった。一方、概念ベースを用いると、単語が文書に含まれない場合でも適切な類似判別能力を持つことが確認された。さらに、両者を組合せることで、より高い類似判別能力が得られることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-11
著者
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