情報間制約を用いた手書き帳票読み取りエキスパートシステムの生成システム
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概要
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手書き帳票の読み取り精度向上を目指した業務専門家の知識を利用するエキスパートシステムと,これを自動生成する方式の検討を行なった.まず,手書き帳票の各項目毎に規定された記入情報の具備条件と複数項目間に存在する記入情報の相互規制関係(この2つを情報間制約と呼ぶ)を,文字認識後の認識誤りや記入誤りの検出と修正に利用する方式を提案する.次に,具体例として,履修届帳票の読み取りエキスパートシステムを構築し,情報間制約利用の有効性を検証する.さらに,この情報間制約を分類して各制約の開現方法を与え,エキスパートシステム開発に知識技術者の介在をなくした各種手書き帳票対応の帳票読み取りエキスパートシステムの生成手法を提案する.最後に,提案した手法の有効性を評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-25
著者
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