道案内文解釈における曖昧性解消の一方式
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概要
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コンピュータによる自然言語処理を困難にしている原因の一つに,意味解析レベルでの曖昧性の問題がある.この曖昧性は,主に,複数の語義の中から正しい語義を決定する際に生じる曖昧性と,語の意味と現実との対応を取る際の個人差により生じる曖昧性である.本稿では,具体例として道案内文を取り上げ,日本語に含まれる意味解析レベルでの「曖昧性」を解消する枠組をコンピュータ上に実現する.まず,経験的知識を用いて曖昧性を解消する方式を検討する.次に,行動後,解釈に誤りがあると判断した場合に解釈のやり直しを行う方式を検討し,これらを具備したプロトタイプシステムを構築してその有効性を評価する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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