ステレオ方式速度検出用画像処理型トラカンの開発

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概要

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ITS(Intelligent Transport System)の中核となる道路交通管制システムの高度化には、交通状況の把握が重要である。JHにおける交通量計測設備は、車線内に直接埋設したループコイルにより計測する方式が一般的であるが、ループコイルの埋設が困難な舗装厚が薄い橋梁(鋼床板及びPC床板)においては、画像処理方式による交通量計測設備の導入が試行されている。また、画像処理型トラカンの特性(画像処理が得意な空間速度計測)を考慮して、渋滞検知用に機能を絞り込んだ速度検出用画像型トラカンの開発も進められている。本件は、非常電話標識や可変標識等の既設支柱に設置することを想定し、路肩設置でかつカメラ設置高さが比較的低くても計測精度の低下が少ないステレオ画像処理方式での画像型トラカンの開発を行い、フィールドでの性能確認を行ったので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-09-06

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