記号モデル検証システムSMVにおける像計算 (テストと設計検証論文特集)
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概要
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論理システムの形式的設計検証に用いられる記号モデル検証システムSMVの基本演算である像計算や逆像計算アルゴリズムの改良を行った. これらの改良は, 主として非同期プロセスモデルの検証の効率化を目指している. 主な改良点としては, 1)プロセス変数のスムージングによる像計算の高速化, 2)積分割による効率化手法の非同期プロセスモデルへの適用, 3)値が変化しない状態変数に着目した像計算の効率化, 4)非決定性の遷移関係のもとでの代入操作による逆像計算の効率化, などである。これらの改良点に関してベンチマーク実験を行った結果, 50倍を超える高速化を達成できる場合もあり, 本改良の有効性を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-25
著者
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