輝度投影相関を用いた実時間ビデオモザイク (知能情報メディア論文特集)
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概要
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本論文では,撮影,位置決め,貼り合せ,プレビューの四つの過程をビデオレートで繰り返すことができる,新しいビデオモザイクの手法を提案する.本手法では,モザイクのための画像の動き量計算のための特徴量として,映像の1コマ1コマの画像ごとに,水平・垂直両方向それぞれに輝度の投影分布を求め,得られた各コマの投影分布間の相関に基づいて動き量を検出する.具体的には,次のコマの画像がとり得る範囲の動きを仮定して投影分布を変化させ,それらのうち,実際の投影分布と最も一致すると検証されたときの仮定動き量を実際の動き量とする.これにより,一般的なパソコンの処理能力で,カメラの動き量が次のコマの入力までに計算でき,得られた動き量から,広視野パノラマ画像や高精細画像をリアルタイムで確認しながら撮影を行うことができる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-25
著者
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