Ti:LiNbO_3を用いた8連可変光減衰器
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概要
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DWDMシステムの普及に伴い、任意波長を選択可能な光ADM等を構成する光部品として可変光減衰器の必要性が高まっている。可変光減衰器としては、これまでバルク型(MO型、ミラー可動型等)、石英導波路型(熱光学効果利用型等)などが製品化されているが、それぞれ寸法が大きくアレイ化が困難、消費電力が大きい等の問題があった。我々は、これらの問題を解決すべくZ軸伝搬Ti:LiNbO_3(LN)を用いた8連可変減衰器を提案する。試作した製品は、寸法14.4×73×5.2mmと小型であり、消費電力は1mW以下、挿入損失(平均):2.84dB、減衰量(平均):31.8dBであった。更に短期的な信頼性評価を実施し、良好な結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-04-20
著者
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横山 純
日本電気(株)伝送デバイス事業部
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中林 幸信
山梨日本電気(株)デバイス統括部
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長岡 亮一
日本電気(株)伝送デバイス事業部
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中林 幸信
日本電気(株)光・超高周波デバイス研究所
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中林 幸信
山梨日本電気(株)生産技術部
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長岡 亮一
日本電気(株)necネットワークス光デバイス事業部
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