バーストエラー環境におけるマルチレシーバGo-Back-N ARQ方式のスループット性能
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概要
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ポイント・ツー・マルチポイント通信の高信頼度化には, マルチレシーバARQ方式を適用する必要がある. ポイント・ツー・ポイント通信においては, 現実の測定結果に即したバーストエラー環境におけるスループット解析が数多くなされているが, これまでのマルチレシーバGo-back-NARQ方式のスループット性能解析は, ランダムエラーを想定している. 本稿では2状態マルコフ過程でモデル化された, ブロードキャストチャネル上でのマルチレシーバGo-back-N ARQ方式のスループット性能解析を行っている. また解析結果の数値例を示し, 受信局数, ラウンドトリップ遅延, 及びマルコフ過程の性質がマルチレシーバGo-back-N ARQ方式のスループット性能に与える影響を明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-18
著者
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