高信頼度マルチキャストにおけるハイブリッドARQプロトコルの遅延性能評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高信頼度なマルチキャスト通信を実現するために, 初回伝送からデータパケツトとRSEの冗長パケツトをブロック化して伝送するハイブリッドARQプロトコルを提案し, そのスループット特性を既に明らかにした. 本稿では, 提案方式の遅延性能として, 全受信局が正しく受け取るまでに必要となるブロックの平均伝送回数を取り上げ, 既に提案されている再送時にのみ冗長パケットを伝送するハイプリッドARQプロトコルとの遅延性能の比較評価を行っている. その結果, 提案方式が既存方式に比べて遅延性能に優れていることを明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-20
著者
-
樹下 行三
大阪大学 大学院工学研究科
-
樹下 行三
大阪学院大学情報学部
-
小松 雅冶
大阪大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻
-
天木 覚視
大阪大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻
-
天木 覚視
大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻
関連論文
- IDDQテストを対象としたテスト系列の圧縮法 (テストと設計検証論文特集)
- 順序回路のためのIDDQテスト生成手法について
- IDDQテストのための順序回路のブリッジ故障に対するテスト生成
- テスト系列短縮のための部分的並列なスキャンチェーンの構成法
- テストポイントとフェーズシフタを用いたBISTによるクロストーク故障検査
- ディジタルVLSIにおけるクロストーク故障に対する組込み自己検査手法
- 多段リンクネットワークにおけるエンドツーエンドARQ方式のスループット解析 : 一般化 Go-Back-N の場合
- 中間故障電圧値を扱う故障シミュレーションの高速化について
- 論理回路における遅延テスト不要パスの高速導出法 (テストと設計検証論文特集)
- 高信頼度マルチキャストにおけるハイブリッドARQプロトコルの遅延性能評価
- イメージセンサに対する統計型エラーモデルとそのテスト手法について(半導体テスト,ディペンダブルコンピューティング論文)
- 低消費電力設計とそのテスタビリティに関する考察
- 論理最適化手法を用いた消費電力の低減化手法
- 論理最適化手法を用いた消費電力の低減化手法
- 順序回路に対するIDDQテスト時間短縮について
- 順序回路に対するIDDQテスト時間短縮について
- 順序回路に対するIDDQテスト時間短縮について
- 同期式順序回路のクロストーク故障に対する故障シミュレーション
- 同期式順序回路のクロストーク故障に対する故障シミュレーション
- ゲート伝搬遅延を考慮したクロストーク故障の検査入力生成手法
- 活性化経路を利用した検査入力生成の効率化手法--PATHアルゴリズム
- トライステ-ト素子を含む回路のテスト生成手法について
- 到達不能状態に基づく順序回路の冗長信号線の同時除去法
- フリップフロップ集合の分割による到達不能状態の探索法
- 並列チャネルシステムにおけるGo-Back-N ARQ方式の特性解析
- 含意を用いた多段論理回路簡単化手法の高速化に関する研究
- 14th IEEE VLSI Test Symposium報告
- マルコフビット誤りチャネルにおける ARQ 方式のスループット特性
- 反復伝送を用いたハイブリッド Go-Back-N ARQ 方式のトラヒック解析
- リセット機能を持つ順序回路に対するテスト系列圧縮法
- 高信頼度マルチキャストのための分散型ARQプロトコルの性能評価
- RSE符号を用いたハイブリッドARQ方式のマルチキャスト通信への応用
- 並列非独立パケットエラーチャネルにおけるマルチレシーバGo-Back-N ARQ方式のスループット効率
- バーストエラー環境におけるマルチレシーバGo-Back-N ARQ方式のスループット性能