複数フローに対する拡散型フロー制御方式(新しいネットワークのモデル化と性能評価及び一般)
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概要
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我々はこれまで,高速ネットワークに要求される厳しい制御遅延の要求を満たすためのフロー制御方式として,拡散型フロー制御技術を提案してきた.この技術は,個々のノードが自分の知りうる局所情報に基づいて,予め定められたルールにより高速で自律動作し,その動作がネットワーク全体として望ましい性能を実現するフロー制御技術である.これまでの研究では,単一のフローに着目した技術を扱ってきたが,本稿では複数フローに対する拡散型フロー制御技術を提案する.この技術により,輻輳の回復時間を短縮し,複数フロー間での公平性を実現することができる.
- 2004-06-10
著者
-
高野 知佐
NTTアドバンステクノロジトラヒックリサーチセンタ
-
会田 雅樹
NTT情報通信流通プラットフォーム研究所
-
村中 かほり
NTTアドバンステクノロジ株式会社トラヒックエンジニアリング事業ユニット
-
村中 かほり
NTTアドバンステクノロジ株式会社 トラヒックエンジニアリング事業ユニット
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