超音波実験における光散乱微粒子計測をめぐって(一般及び非線形音響)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
超音波実験で生ずる微粒子の大きさを光散乱で計測した例がいくつか報告されているが、本報告では次の2つについて再検討をした。すなわち、(1)超音波霧化で生じた微粒子のサイズ分布に2つのピークが出現した(高谷ら(2003))という粒子分析計による測定結果は精度の点で納得できるか、(2)ソノルミネッセンス気泡からの光散乱強度の0.45乗が気泡サイズに比例するとした(J.-S. Joenら,2000)広角散乱の実験方法は納得できるか。これらの問題を複素屈折率についてのMie散乱の数値計算およびレーザー回折法の国際基準に基づいて検証した。
- 2004-05-21
著者
関連論文
- 水と硫酸のソノルミネッセンスの比較(物性,一般)
- 1J4-4 硫酸中のアルカリ金属原子のソノルミネッセンス : 水中との比較(強力超音波,ソノケミストリー)
- 超音波・光触媒ハイブリッド系における環境ホルモン分解(物性,一般)
- 超音波・光触媒ハイブリッド系における環境ホルモン分解 (特集 環境保全に貢献する超音波)
- 硫酸中Na原子発光の鮮明なソノルミネッセンス(非線形音響,一般)
- 硫酸中高強度ソノルミネッセンスの周波数依存性(非線形音響/一般)
- 濃硫酸水溶液中の高強度ソノルミネッセンス(音波物性・超音波計測技術)
- Na発光とC_2発光のソノルミネッセンス温度の違い(非線形音響,一般)
- ナノカーボンの純水中ソノケミカル合成
- 超音波キャビテーションによるナノカーボンの水中合成(非線形音響/一般)