国際宇宙ステーションにおける照明光通信システムの応用(NLPとの合同セッション)

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概要

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有人宇宙船内では人間及び、動植物の活動のためには照明が欠かせないものである。また、宇宙船員は刻々と変化する宇宙船の取り扱いに関する情報やデータの取得や、他の船員との通信が要求される。従来から、船内照明には電力効率の良い蛍光灯が利用されている。しかし、宇宙では無重力なために、蛍光灯が船員の頭上に必ずしもあるわけではなく、通常の強度の蛍光灯では破損自己が簡単に生じてしまう恐れがあるため、特別に強度のあるものが利用されるが、経済的ではなく重量もある。そこで、本研究では近年、電力効率の上昇が目覚しく、指向性も利用でき、小型で衝撃にも強く、さらに多数の発光素子からなるため信頼性も高いといった特徴を持つLED(LED : Light Emitting Diode)を船内照明として利用し、同時に空間通信にも利用することを目的とする。ここで、LED照明の配置方法や通信機能、伝搬モデルなどの検討を行う。
2003-06-17

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