サービス連続性と環境適合性に基づいた端末間サービス移動制御方式(セッション5)(モバイルシームレス)
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概要
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サービスを継続することが可能なシームレスサービス環境実現のためには,異なる端未間でのサービスを移動させる技術が必要とされる.この際,端末間サービス移動においてサービスが連続的に移動されるのと同時に,端末間サービス移動に関するデバイス環境やネットワーク環境の変化に伴い適応的にサービスを変化させることが必要となる.前者をサービス連続性,後者を環境適合性と呼ぶ.最適なサービス移動を実現するには,サービス連続性と環境適合性とをともに最大限満足することが求められる.しかし,サービス連続性に影響を及ぼすサービス要素と環境適合性に影響を及ぼす環境要素はそれぞれ依存しているため,両方の性質を独立に考えて最適化することはできない.よって,サービス連続性と環境適合性をバランスよく満足するサービス移動を実現する必要が生じる.そこで本稿では,サービス連続性と環境適合性に基づいた端末間サービス移動制御方式を提案する.また提案方式をストリーミングサービスヘ適用する方法について検討し,シミュレーションによって有効性を確認する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-07-09
著者
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山崎 憲一
(株)NTTドコモ先進技術研究所
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笠井 裕之
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモネットワーク研究所
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山崎 憲一
NTTドコモネツトワーク研究所
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笠井 裕之
NTTドコモネットワーク研究所
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川崎 紀宏
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ総合研究所
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川崎 紀宏
NTTドコモネットワーク研究所
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