制限された動的情報を用いたブロック単位スライシング手法の提案
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
静的な制御依存情報と動的なデータ依存情報を利用したスライシング手法である依存キャッシュスライシングは動的スライシングと比べ,少ない実行時オーバヘッドでスライスを求めることが可能である.しかし,実際のデバッグ段階で使用するためには,更にオーバヘッドを削減することが求められている.本論文では,依存キャッシュスライシングのオーバヘッドを削減させたブロック単位スライシングの提案を行う.また,実験を通じて,ブロック単位スライシングは依存キャッシュスライシングに比べ約50%実行時オーバヘッドを削減可能であることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-01
著者
関連論文
- プログラム依存グラフの効率的な更新手法
- ソースコード解析ツール開発支援システムの試用
- プログラム依存グラフの部分的更新法
- 再帰やポインタを含むプログラムの効率的な依存関係解析法の提案
- ソースコード解析システムを用いたプログラム依存グラフ表示ツールの試作
- D-CCFinder:超大規模ソースコード集合を対象とした分散処理型コードクローン検出・可視化システム
- ジャクソンシステム開発法の代数的言語による記述の試み
- ソースコード中の識別子に基づくカテゴリ階層構築手法(ソースコード分析と可視化)
- ソースコード中の識別子に基づくカテゴリ階層構築手法(ソースコード分析と可視化)
- デスクトップ検索システムを用いたJavaソフトウェア部品リポジトリの自動更新機能の実現
- シーケンシャルパターンマイニングに基づくオブジェクト指向プログラムのための欠陥検出手法
- 強化学習型情報処理における人間の行動決定について
- ソフトウェアプロセス記述言語SPDLとその処理系の設計
- メソッド間の依存関係を利用した再利用支援システムの実装
- 開発履歴データのリアルタイム収集・分析システムEPMの拡張について : SRGMを用いた予測グラフの実現および既存解析システムとの連携
- 制限された動的情報を用いたブロック単位スライシング手法の提案
- 制限された動的情報を用いたブロック単位スライシング手法の提案
- 開発支援システムREFINEを用いたCプログラム依存関係解析ツールの試作
- モデル指向開発環境の提案(一般,学生セッション,一般)
- コードクローンを対象としたリファクタリングの有効性に関する調査
- ソースコードの差分を用いた関数呼び出しパターン抽出手法の提案(開発支援(1)(学生セッション))
- 制限された動的情報を用いたプログラムスライシング手法の提案
- 類似メソッドの集約のための差分抽出支援
- 協同編集機能を持つメールアーカイブシステムの試作
- 更新履歴情報と静的情報を用いて同一機能を実装しているクラス群を抽出する手法の提案
- 履歴情報を用いたソースコードの変更危険度計測手法の提案
- 開発過程記述用図式エディタの作成