厚岸湾に放流されたマツカワ人工種苗の魚類による被食(短報)
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概要
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厚岸湾に放流されたマツカワ人工種苗の魚類による被食状況を明らかにするために,種苗を放流した後,放流場所においてソリネットで採集した魚類の胃内容物を調査した。この結果,エゾアイナメ,シモフリカジカおよびギスカジカの3種がカレイ類幼稚魚を含む魚類を重要な食物としていることが解り,そのうち前2種は,実際に放流したマツカワ稚魚を捕食していた。捕食魚1尾のマツカワ捕食数および胃内容物重量の体重に対する割合の高さから,これらの2種は,種苗放流されたマツカワの減耗に少なからず影響を及ぼすものと考えられた。
- 2002-03-15
著者
-
南 卓志
独立行政法人水産総合研究センター 日本海区水産研究所
-
渡辺 研一
日本栽培漁業協会厚岸事業場
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南 卓志
水産総合研究センター日本海区水産研究所
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南 卓志
日本海区水産研
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南 卓志
北海道区水産研究所
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南 卓志
日本海区水産研究所
-
渡辺 研一
日本栽培漁業協会厚岸事業場:(現)日本栽培漁業協会能登島事業場
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