進行期肺癌患者の細胞性免疫能 : 特に癌の拡がリ,および予後との関連性について
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概要
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進行期肺癌患者59例の細胞性免疫能を測定し,癌の拡がり,および予後との関連性について検討した.進行肺癌患者ではDNCB反応の低下が著明であり,DNCB反応陽性例は陰性例より生存期間は有意に長かった.PPD反応は70才未満では末期までほぼ陽性に保たれており,陰性例の予後は極めて不良であった.遅延型皮膚反応はTNM分類-M因子,末梢リンパ球数と不細胞数はT因子の影響が大きかった.生存期間が12ヶ月未満の患者では末梢リンパ球数の減少とPHA幼若化反応の低下が著明であった.不細胞の比率は予後と全く相関しなかった
- 日本肺癌学会の論文
- 1979-06-20
著者
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