統計理論より見た肺癌の全生存期間パターンの比較と5年生存率の価値
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
癌の治療成績の比較には多くの臨床家は伝統的に5年生存率を用いている.しかし肺癌の場合,治癒率が特に低いためWholesurvival-timepatternで比べると有意差があっても5年生存率で比べると有意差の出ない事が少なくない。統計理論,即ちDifference,SignificanceそしてPowerの3因子を総合して肺癌の治療成績の例をあげて検討した.全生存期間パターンのテスト方法としてMantel&HaenszelのX^2を用い,X^2のpowerfunctionにはPatnaikの第1次近似式を用いた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
関連論文
- 全国集計よりみた肺癌治療成績の年次的向上
- 日本の肺癌の組織型別臨床統計 (日本の肺癌) -- (肺癌の最新分類)
- 90 全国集計より見た喫煙および加令の肺癌組織型への影響
- 全国集計よりみた肺癌X線像と組織型との相関について
- 早期肺癌とTNM分類 (早期肺癌へのアプロ-チ)
- 全国集計(昭和47,48,49年次)よりみた肺癌の放射線治療の実態
- 全国集計より見た喫煙および加齢の肺癌組織型への影響
- 全国集計による肺癌の組織型別観察
- 肺がん患者の全国集計による臨床統計 : 日本TNM分類肺がん委員会報告
- 日本の肺がんTNM分類 : 日本TNM分類肺がん委員会 第2回臨床試行の成績
- 日本TNM分類肺癌委員会報告
- 肺癌の全国集計によるTNM分類 : 日本TNM分類肺癌部会報告
- 右側センサード症例を含んだ肺癌の50%生存月数とその信頼区間について
- 示-87 高齢者(70歳以上)肺癌の臨床統計的観察 : 日本TNM分類肺癌委員会報告
- 癌の50%生存月数について
- II-D-16 全国集計(1975・76・77年次)より見た大細胞癌 : 日本TNM肺癌委員会報告
- 全国集計よりみた肺癌の治療と予後を左右する因子 : 日本TNM分類肺癌委員会報告
- 全国集計よりみた肺癌の組織型別臨床統計 : 日本TNM分類肺がん委員会報告
- 肺癌の治療と予後を左右する因子
- 肺癌の転移について剖検データで見た大細胞癌と小細胞癌の相違
- 剖検データに基づいた肺癌の転移経路に関する統計解析 : 3つの組織型(扁平上皮癌,腺癌および未分化癌)の比較
- 肺癌の予後と年令因子
- 肺癌治療成績評価に関して : 特別発表 : 東北支部 : 第16回日本肺癌学会東北支部会
- 32. 病理組織診のあった1827例とそうでなかった964例の肺癌の比較 : 第55回日本肺癌学会関東支部会
- 病理組織診のあった1,827例とそうでなかった964例の肺癌の比較
- 23. 肺癌の男と女の違い(全国集計データの統計解析結果より) : 第54回日本肺癌学会関東支部会
- Life Tableを用いた肺癌生存曲線の分析 : 瞬間死亡率(Instantaneous Death Rate)より見た肺癌の死亡傾向
- 全国集計による肺癌の組織型別治療成績
- 5.全国集計による肺癌の治療法別の予後におよぼす影響 : 第49回肺癌学会関東支部会
- 全国集計による肺癌の予后に影響する因子の検討(各種治療法別,性別,年令等)
- 右側センサード生存期間パターン症例を含む肺癌治療成績の比較に一般化されたWilcoxonテスト法の応用
- 生存期間のパターンが対数正規性を示すと思われる肺癌のClinicalTrialに必要な症例数の検討
- 肺癌の新しいTNM分類の提案
- 統計理論より見た肺癌の全生存期間パターンの比較と5年生存率の価値
- 肺癌TNM分類 : 全国集計の成績と新しい病期分類
- 統計理論と肺癌TNM分類
- 肺癌治療成績の解析に関する2〜3の考察 : 関東支部 : 第39回支部活動