地表面による超過減衰量の実用的計算方法 : 局所作用性平面境界の場合
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概要
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インピーダンス境界条件を持つ一様平坦な地表面上方の球面波放射音場について,水平方向伝搬により与えられる減衰項と,音源又は受音点の高さにより決まるHeight Gain項の積の形で表現する漸近近似解を導く。この解は既存の漸近解とは異なり,水平距離と音源・受音点高さの寄与を分離して評価できるという利点を有しており,実用上,既存の漸近解と同等の数値精度を持っている。また,解析的に,この近似解の成立する条件について考察する。併せて,地表面減衰量の概略計算を行うための図と共に,若干の数値例を示す。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2003-09-01
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