ワープロを題材にした文科系学科のコンピュータサイエンス教育
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概要
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高等教育機関における情報処理教育は, コンピュータサイエンスをベースにしたカリキュラムをもとに実施されている.著者が以前勤務していた学科でも, 数年前からコンピュータ科学論という科目でコンピュータサイエンスの入門教育を実施している.当初は, 基礎理論から応用技術へという教育モデルを展開した.しかし, 理数系が嫌いな文科系学生を対象にしていることから, 履修放棄などが問題になった.そこで, 逆の教育モデル(応用技術から基礎理論へ)を構築し実施した.その際に, ワープロ製品を題材に取り上げ, これを解明することによってコンピュータを科学するという立場をとった.その結果, 著しい教育効果が生じたことがわかった.
- 日本教育工学会の論文
- 1997-08-20
著者
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