小学校の生徒指導におけるパソコン活用の一事例
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概要
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小学校における生徒指導は,生徒の学習の向上を図る上で重要な位置を占める.本研究は,簡単な児童の自己評価カードを使って,児童の生活と学習の状況をパーソナルコンピュータに蓄積できる定量的な量として把握する試みを行った.自己評価カードは,生活アンケートと学習アンケートに分かれ,項目の中の選択肢を選ぶ方式にした.生活アンケートと学習アンケートとの間に,極めて強い相関関係があり,その関係を調べることによって,児童の生徒指導に利用できることがわかった.この評価カードの処理にパーソナルコンピュータを用いて,児童個々の評価結果の推移を管理することにより,生徒指導に役立てることが可能となった.この生活アンケートと学習アンケートが実際の教科の成績との関連は定性的に認められた.
- 日本教育工学会の論文
- 1992-09-30
著者
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山岸 正明
鳥取大学教育学部附属教育実践研究指導センター
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山岸 正明
Faculty Of Education Tottori University
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山岸 正明
鳥取大教養
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山岸 正明
鳥取大学教育学部
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糀 洋
鳥取大学教育学部附属小学校
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山岸 正明
鳥取大学教育地域科学部
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山岸 正明
鳥取大学
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