小学生の文章入力時の誤操作
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小学生がワードプロセッサを操作して,文章を入力していく過程をキーボード操作履歴記録プログラムを用いて記録し,その履歴を分析した.その結果,カナ入力における20項目の誤操作を抽出した.誤操作の発生数は高学年になるに従って減少する.また,どの学年にも同じような誤操作が出現した.半濁点および句点の入力あるいはシフトキー操作の誤操作率は文字や濁点等の入力と比べて12倍以上であり,これらの操作が小学生にとって難しいことが実証された.3回の測定ではあるが,各学年の累計平均誤操作数は対数関数的に減少し,操作技術の習熟は数学的モデルに一致した.
- 日本教育工学会の論文
- 1991-03-20
著者
関連論文
- 小学生の文章入力時の誤操作
- 記号の理解(3)
- 記号の理解
- 中学生のインターネット使用時の学習過程その2
- マイクロコンピュータネットワークによる授業設計と評価システムの開発
- PG72 情報評価とは何か : 情報活用能力の考え方から(教授・学習,ポスター発表G)
- 学習者相互のコミュニケーション過程における内容と機能の分析 : 談話内容の構造化と発話のカテゴリー分析
- グループ討論のカテゴリー分析における現職教員の判断
- 情報教育に対応した教員養成学部におけるカリキュラム開発 : 上越教育大学における情報の必修科目の開発と評価
- 情報教育に対応した教員養成学部におけるカリキュラム開発 : 上越教育大学における情報の必修科目の開発と評価
- 町の調べ学習を支援する教材の作成と活用
- 記号の理解(2)
- 記号の理解
- 情報教育実践に関する諸課題
- 情報教育実践に関する諸課題
- 情報教育を専門とする教員を養成するカリキュラムの開発(1)
- コンピュータの操作過程の解明(5) : 文書作成時における状況認知と処理過程
- インターネット上の情報探索行動の分析
- システムの設計における学習者の能動性について
- システム理解における専攻学科と論理思考法の係わり
- マイコンCAIでの出題形式と応答特性
- 1EP-4 回路カリキュラムにおける知的スキルの解明
- システム科学を基盤とした技術教育カリキュラムの開発 (2)
- システム科学を基盤とした技術教育カリキュラムの開発
- Q-10 CAIシステムを用いた知識の吸収・定着度測定(II)
- コンピュータの操作過程の解明(6) : インターネット使用時の学習過程
- D132 教育実習における段階的事前事後訓練プログラムの研究開発 (その3)
- コンピュータ操作過程の記録・分析支援ツール
- プログラミング過程の認知面からの考察
- プログラミングにおける状況認知と処理過程
- プログラム作成過程の分析
- C言語のプログラミング過程の分析
- コンピュータ操作過程の再現システム
- 情報教育を支える背景の諸要因に関する検討
- 情報教育を推進するための検討課題
- コンピュータの操作過程の解明(7) : 情報探索における学習者特性
- コンピュータの操作過程の解明(3) : 中学生のキー操作学習の履歴分析
- Logoプログラム作成過程の分析
- マイクロアプローチによる教育実習事前事後訓練プログラムの開発と試行(2)
- E202 教育実習における段階的事前事後訓練プログラムの研究開発(その2) : マイクロアプローチによる授業観察訓練プログラムの研究開発について
- コンピュータの操作過程の解明(2) : 映像教材情報データベース"JEMISS"の検索過程の分析